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ピロリ菌検査
 ヘリコバクター・ピロリの感染者数はは約6000万人と推計されています。
(日本での感染率若年者では10〜40%、40才以上では50〜80%)
また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、悪性リンパ腫、胃炎等の疾患に深く関っており、
ピロリの存在により胃がんの発症リスクも3倍になるともいわれています。
早期に発見し除去することにより病気の発症リスクを軽減することが大切です。
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便中抗原検査 |
胃の中にいるピロリ菌は便中に排泄されるので、糞便中のヘリコバクター・ピロリ抗原を
検出することによりピロリ菌の感染の有無がわかります。
菌抗原を直接検出するので偽陽性や偽陰性が少なく、リアルタイムで菌の存在を知ることができます。
陽性の場合には、病院でピロリ菌の除菌処理をすることにより発症リスクを軽減することができます。 |
尿・血液中抗体検査 |
血液や尿を検査して、ピロリ菌に感染した人が持つ抗体の有無を調べます。
一般的で、もっとも簡単な検査方法の一つです。
ヒトはピロリ菌に感染すると、抵抗力として菌に対する抗体をつくります。
血液中や尿中などに存在するこの抗体の有無を調べる方法です。 ※ピロリ菌の除菌処理後は、抗体価低下には時間が掛かるため陽性になる場合があります。 |
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